仕事をする上で、余計な動きをして汗をかいて仕事をするよりも、効率よくテキパキと最低限の動きをして効率よく仕事をするとでは、仕事のスピードの面からも自分の苦労の量からも大きく差があります。

余計な動きをするよりも効率よく仕事をすることが現在では求められているのです。

常に、効率よく仕事をこなしていくためにはどうすればいいのか考える必要があります。

その考えを実行し、自分の体に慣らしていきましょう。
今回は、「作業効率をあげるためにどうすればいいのか」ということを説明いたします。

楽な方法にこだわる

作業効率を上げる理由のひとつに「苦労したくないから」「楽したいから」という考えがあります。

仕事を効率化させるためには「面倒なことを楽なことに変える」ことから始めましょう。

どのように楽な仕事にしていくのかを考えることが、作業効率を上げるための第一歩です。

シンプルに考える

難しく考えすぎていると考えていることをまとめることができなくなってしまい、作業効率が悪くなってしまいます。

そうならないためには、物事をシンプルに捉えることが重要です。

仕事の「ポイント」だけをみて、そのポイントに沿ってどのように解決していくかを考えることを重点的にやってみましょう。

仕事ができる人はシンプルに考えて、仕事ができない人は複雑に考える傾向があります。

問題が複雑だと思ったら、問題を分解してシンプルに考えてみましょう。自然と迅速に作業を完了させることができますよ。

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記憶に頼らない

仕事を記憶して終わらせようとしてはいけません。

記憶したことを思い出せなくなってしまったら、それを思い出す作業に手間取り、返って効率が悪くなってしまうのです。すべてを完璧に記憶できるのであればいいのでしょうけれど、そうでなければ曖昧なまま仕事を進めてしまうことになりかねません。

そうならないためにも、記憶するのではなくて、きちんと「記録に取る」ということを徹底しましょう。

わからないことを調べながらやることで、それをはじめてわかるようになっていくのです。

時給意識を高める

仕事ができる人は、「自分の時給はいくらなのか」と計算する人が多いです。

自分が持っている時間をしっかりと使って、時間を無駄にしないようにしよう、という心掛けです。

自分に与えられた時間は少ないです。少ない時間を効果的に使うことで自分の価値が高まっていきます。同じ時間なら単価の高い仕事をした方がいいですものね。

仕事ができる人ほど時間に対する意識が高く作業を効率化させることができます。

良い人のまねをする

自分の頭だけで物事を考えられる人はいいですが、そうでない人は、積極的にできる人に仕事を聞いていきましょう。

ちょっと前時代的かもしれませんが、聞くだけではなく自分で仕事の出来る人を観察して技術を盗むことも有効です。仕事ができる人ほど理屈を超えて感覚で仕事をしていることが多く、話を聞いても理解できないことがあります。これは経験値の違いからくることなので、気を落とす必要はないのですが、ここで諦めずにしっかりと観察してみましょう。

そして、学んだことをしっかりと理解し力にすることで、人の好い所を吸収し、学んで生かすことができるのです。

作業効率を上げるには、他の人の知識を自分のものにして、仕事をマスターすることも含まれています。

注意しないといけないのは、見て聞いて終わりではなく自分で実践することです。これができないとただの頭でっかちですものね。

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自分の型をつくる

仕事ができる人は理屈を超えて感覚で仕事をするようになります。過去の経験や行動量がそれを可能にしているのです。このレベルになって初めて自分の型というものが完成します。

組織の中でマニュアルどおりの仕事を求められることもあるかもしれませんが、仕事をこなしていくうちに「これはこうしたほうがいいんじゃないのか」という自分の考えが出てくることがあるでしょう。

そういうときは積極的に自分の思うように作業をしてみて、それを力にしてください。

自分が考えている通りに仕事ができれば、最高の作業効率向上になります。

今この瞬間を全力ですごす

とにかくなんでも全力で取り組むということです。常に全力だと疲れてしまいますが、手の抜き方を身に付けるには、大量行動をした結果身に付くものです。

全力で取り組むことができているならば、その取り組んでいることを「頭のなかで考えることができている状態」が完成しているので、自分で考えて動く時間が増えていることになります。

これを増やすことで、「自分の経験」を増やしていきましょう。その経験が、作業効率向上につながります。

今楽したいと考えてしまいがちですが、楽をするためにはそれなりの準備が必要です。その準備期間だと思って今の仕事を全力で取り組んでみましょう。

おわりに

いかがだったでしょうか。意外と簡単な方法が多かったのではないでしょうか。

苦労することをいかに楽に動けるようにするのかを考え、わからないことは人に聞いたり、自分の頭で考えて作業効率を上げていくことは、とても大切なことです。

作業を効率化させるということは、その作業に対するシステムを自分の頭のなかで構築し、すばやく達成することが求められます。

ぜひ、今回説明したことを実践し、作業効率の向上にむけて努力をしてみてください。
間違いなく無駄な時間を削ることができますよ。