新年度になったり、部署異動になったり、転職したり、新しいことが始まると必ず自己紹介をしないといけないですよね。
この自己紹介が苦手と言う人も多いでしょう。人前で話さないといけないですし、面白いこと言わないとのではないかと気負ってしまいます。
今回は自己紹介を効果的に行う方法をご紹介します
ストーリーの黄金律と感動のルール
自己紹介には単に「〇〇ですよろしくお願いします」と言うとちょっと淡泊になってしまいます。
「過去の出来事」や「今の自分の状況」「今後どうなっていくか」そういったストーリーを組み立てていくと聴き応えがある自己紹介になりますよ
ここではストーリーの黄金律を応用します。
ストーリーの黄金律に従って話をしていくと感動しやすいのです。
例えば、少年漫画など例にとってみると、普段は平凡もしくは落ちこぼれだった主人公がとても大きな目標や目的に向かってたくさんの冒険を繰り返していくこういった設定をよく見ると思います。これをストーリーの黄金律と呼ぶのです。
主人公が挫折を繰り返しながらも日々努力を重ねていく姿勢が多くの人の共感と感情移入をもたらしてくれるのです。
人を感動させるストーリーはどこの世界でも共通です。何かしら主人公にスキがないと、見ている方は感情移入ができません。
自己紹介をするときは、自分ができることや得意なこと、成功したことを話すべきだと思いがちです。しかし、実は挫折や過去にこんな失敗をしたこと、それをどうやって克服して乗り越えてきたか。こちらを話した方が聞いている方は感情移入ができるのです。
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組み立て方のイメージ
自己紹介の冒頭部分:自分の生い立ちなど平凡な部分
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何かしらの目標や目的に向かって行動した苦難や試練
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その時のプロセスを話したり、出会いや仲間など、その過程の中で目標や目的を達成することができた話を盛り込みます。
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今何を手に入れ、これからはこうしていくという未来への話
簡単ではありますが、このようなフレームワークにして従って自己紹介を作っていましょう。
自己紹介のポイント
自己紹介をするときに上記のフレームワークのように作っていくと比較的簡単に自己紹介を作ることができます。その時に気をつけた方が良いポイントをご紹介します
自分の売り込みをし過ぎない
自己紹介は自己PRの場ですので、自分の売り込みをすることは構わないのですが、あまり売り込みを強すぎると聞いているほうもうんざりしてしまいます。
あくまで自己紹介なので自分の自慢話はせず、程良い距離感を構築できるようにしましょう
他人の悪口を言わない 自慢話はしない
自己紹介で自分をPRするときに、自分の良さをどうしても伝えたくて自慢話が多くなったり、比較対象の他人の悪口をひたすらいい続けることにもなりかねません。
自己紹介は自分を知ってもらう場所なので、不必要な自慢話や他人の悪口を聞いていても聞いている側不快に思うだけです。
はっきり話す
ここからは話す内容と言うよりは実際に話しているときに気をつけるべきポイントです。
自分の声が相手にしっかり伝わることで初めて自己紹介です。いくら素晴らしい自己紹介のストーリーを作ったとしても、相手に聞こえなければ意味がないのです。
人前に立って話をしてる時に、おどおどしたりしていると頼りない印象になってしまいます。周囲で仕事ができる人、頼りになる人を観察してみると人前でもはっきりと話ができているはずです。
しっかりと大きな声ではっきりと相手に伝える。そのように話した方が相手にも印象になります。
目を見て話す(顔のパーツを見る)
話をするときは人の目を見て話す。これは多くの方が言っている事です。
実際に目線を合わせると自分と相手の双方でコミュニケーションをとれているという印象を与えることができます。
しかし、話している方は緊張しているので、目を見て話すと話そうとしていたことを忘れてしまったり、さらに緊張しておどおどしてしまったりする可能性があります。
そういう時は相手の顔の1部分を見るようにしましょう。
目に近い場所であれば相手の鼻を見たり、唇を見たり、目以外の顔のパーツを見ると相手から見れば目を見て話しているように見えますよ。これで充分
笑顔でいること
話をしているときに笑顔でいることって大切です。無表情で自己紹介をされてもなんだか愛想が悪いなぁと相手に思われてしまいます。
どの場面でもそうですが笑顔で話をすると、相手も穏やかな気持ちになってくれます。
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事前にネタは作っておこう
自己紹介するときは上記のフレームワークに沿って事前に話す事は考えておきましょう。
ある程度のストーリーを覚えておけば、突然自己紹介を振られたとしても対応できるはずです。
逆に何も考えずに自己紹介をしてしまうと、相手は何を言っているかわからなかったり、自分でも何をしゃべっていいのかわからないようなことを話し続けてしまいます。
それにいきなり自己紹介を振られてしっかり話すことができれば、それだけで相手は好印象持ってくるのです。
おわりに
自己紹介は自分が主人公になって気持ちで話をします。相手が感情移入できるように現在・過去・未来の話を織り交ぜて伝えていくのです。
自分の自慢話ばっかりだったり、失敗の話ばかりされても相手は感情移入できません。
ストーリーの黄金律を利用して自己紹介を作ってみてはいかがでしょうか