学生にとって積極性って何でしょうね?サークルとか部活を熱心にやることもそうだし、留学することも積極的って思いますよね。卒業後は自分でビジネスを興すのも積極的だと思います。積極的に物事を進めることができる人って少数派だとは思いますし、憧れも抱きます。

私に至っては大学生活中は自分でも保守的だったと思います。奨学金借りて大学行くくらいですから、アルバイトたくさんしていましたよ。幸いなことにブラックバイトと呼ばれるようなところではなかったので、実家に帰るときとかは休むことができました。

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お金が無い大学生は保守的になる?

今の時代、アルバイトなしで大学生活遅れるくらい裕福な家庭って少数派なのかもしれません。私の周囲にいなかっただけで本当は多いだけかもしれないけれどね。

お金が無いと将来不安から保守的になりがちです。これは学生だからというわけじゃなくて、社会人だろうと、もっと小さい子供だろうと同じだと思う。だって、前に進むことで現状より悪化するかもしれないって恐怖があると身がすくむじゃないですか。

奨学金の返済や授業料の納付を考えると果敢に行動しようと思えないですよ。果敢に行動するってのは留学するとか部活やサークルで何かの活動をするとか、インターンで働きまくるとかそういうの。

就職先も保守的?

学生時代保守的に過ごした人は就職先も保守的になるのでしょうか?保守的ってのは大企業とか公務員とかとういうところを志望する感じ。でも、大企業の面接では保守的なことってアピールにならないから、そういう人ってもはや公務員くらいしか選択しないのかなって気もします。

お金が無くて学生生活満喫できないならバイトしまくればいい

自分が大学生だったときバイトばっかりで学生っぽいことあんまりできなかったから、上記の大学生活を満喫できた人たちへのやっかみがあります。というかその方が大きいかもね。

大学生活にお金をかけなくても積極的に経験積めるところがあります。バイトしまくればいいんですよ。お金も貯まるし、いろんな力も付きます。学生バイトですから、合わなければ辞めることもできます。この期間で積極的に自分の適性を見つけてみればいいのです。

逆に、自分には合わない仕事を見つけることもできますからね。

例えば、接客業では人と接する方法や段取りよく客をさばく力を養うことができます。製造や物流のラインではマニュアルに沿ってパターン通りに動く仕事が自分に合っているかがわかりますし、飲食は料理覚えることができます。夜勤でカラオケとか繁華街系の仕事ができると、その世界のこともわかるようになります。

人間関係だって、パートのおばちゃんから訳ありのおにいさんまで様々な人がいます。学生バイトってだけで喧嘩売ってくる人もいれば、丁寧に接してくれる人もいます。業種によってはどういった人が集まってくるのか研究することができるし、もしやばい奴がいたらとっとと辞めてしまっていいのです。

アルバイトしまくるとその世界のさわりの部分に触れることができるので、社会ってこうつながっているんだと何となくわかるのです。

大学はバイトするところじゃないって言われそうですが、そういわれると確かにそうですけどだから何ですか?って言い返しちゃいます。最近の大学は研究機関としての役割というよりは就職予備校的な立ち位置が強いわけです。大学のカリキュラムの中に公務員試験対策したり、就職説明会を何度もあっせんしたりとハローワークみたいなことやってたりします。もちろん、勉強して単位を取ることも重要ですが、いわゆる普通の大学は就職率ってのが一つの評価指標になっているわけです。専門学校と同じですよね。

そうなると、職業訓練って何でやるべきでしょう?お金が無いのなら無いなりにスキルを身に着けるとしたら、アルバイトするのが一番手っ取り早いわけです。改めてスクールにお金を払うわけでもないし。

バイトしてそこの店長とか社員と仲良くなれば、給与体系や福利厚生、出世の時期を教えてくれます。もし、就職活動で本当に追い込まれても、アルバイト先から正社員になるってことだって十分可能です。最近は、アルバイト先を選ぶ段階から自分が就職したい先に入ったり、それに近い業種で働くことで就職活動の強みにすることだってできます。

雇う方もアルバイトとして数年間働いていたのなら、その人の評判もわかっていますし、ほぼ即戦力として活躍してくれると期待できます。似た業種であっても同じです。この子はライバル会社でアルバイトとして働いていたのかと思ってくれますし、それを積極性とみてくれるでしょう。

さすがにそんなに思うようにアルバイト見つからないでしょうけれど、先を見据えてどんなバイト先を選ぶかってのは結構重要です。合わなければ辞めて選択肢から外せばいいのです。時給の安いバイトと高いバイトを実際に比較することだってできます。単位を落とさない程度に働きまくってみると、自分のやりたいこと、正確に言うと自分でもできそうなことを見つけるヒントがバイトの中にはたくさん眠っているのです。

お金が無くて学生生活満喫できないのならバイトしまくってみてはいかかでしょう?世界も広がるし、技術も知恵も付きますよ。