やる気がないと言われることに関連して、自分はいったい誰に向けて仕事をしているのかを考えてみる。はてさて、秀秋はどこを向いて仕事をしているのでしょうか?

自分が向く方向って大きく分けて三つある

・会社(上司)に向けて
・顧客(売上先)に向けて
・自分に向けて

この三点。結論から言うと、上司≧自分>顧客って感じで優先順位を付けている。前回の記事では自分が納得するように仕事をしたいって書いているけれど、それはあくまで理想の話であって、実際に現場に出るとそうはいかない現実が待っている。世間はやっぱり理不尽だからね。

先に弁明しておくけれど、顧客を一番下にしたけれど、顧客をないがしろにしているわけじゃ決してないですよ。お客さんあっての仕事だし、需要あっての供給ですからね。でも、自分が向く方向としてはそれでいいと思っている。今はね。いつか何かのタイミングでこの考えが変わるのかもしれないし、変わらないかもしれない。それはわからないのです。

会社(上司)に向けて仕事をする

誰に向いて仕事をしているのかと言えば、やっぱり直属の上司ですね。だって、直接的に仕事をくれるのは上司ですから。私は会社員ですからね。思考停止と言われようが何だろうが、私に金を払うのは会社。私を評価するのは上司。これは紛れもない事実です。

なんて書いているとすごく嫌な奴ですね。

でもね、仕事もらわないと給料もらえないし、自分の経験値も上がっていかないじゃないですか。仕事は貰うものじゃなくて取りに行くものって言われるけれど、取りに行って「はい、どうぞ」ってくれるばかりじゃない。その「はい、どうぞ」に至るまでに上司の中でこの仕事は秀秋に務まるかどうかを検討しているわけですよ。そこで、上司からオイシイ仕事を引き出せるかどうかは、やっぱり上司が握っているわけですからね。

ここで、自分本位に仕事を取りに行ってもそれが、オイシイ仕事なのか残念な仕事なのかはわからないわけです。

なんでこんな奴が出世するんだと文句が出そうな人事がありますが、それはこんな奴がどこを向いて仕事をしてきているかの結果です。会社(上司)の方向を見てそれに合わせて仕事をしてきているから、評価されたのです。

自分に直接的に仕事(お金)をくれる人が自分にとっての本当のお客様です。

夢も希望もない話ですが、会社員ならそれでいいと思うんです。この辺はドランクドラゴンの鈴木拓さんと似たような感じっぽい

顧客(売上先)に向けて仕事する

これは誰もがユーザファーストで考えたいって理想を掲げると思います。特に自分でビジネスをしている人は、直接お金を払ってくれる人に該当しますからね。会社員でも、歩合給やインセンティブ手当みたいな給料の支払いがあるのであれば、ここを重点にしてもいいでしょう。

顧客第一主義と言えば聞こえがいいですが、顧客のことを優先しても自分の給料は上がりません。特に私の会社のような完全固定給の職場はね。やってもやっても給料はかわらないのです。

だからというのか、顧客先にはあまりモチベーションが上がりません。仕事だし、結果として上司の評価につながるので愛想はよくしておきます。上司が望む結果に近づくように対応していくようになります。

ただ、ブログを書いていて読んでくれる人がいるっていうか、誰に向けて書いているのかは考えないといけないなと思う。そういう意味では今まで上司に対して仕事をしていたのとは別の考え方を身に着けないといけない考えています。

自分に向けて仕事をする

自分が興味関心を持っているとか、これは今後の糧になりそうとか、なんかワクワクするような内容だとか、そういう仕事ができるといいなと思っています。もっと年齢を重ねて他人のために仕事ができるっていうレベルというか境地になれば、また違った見方もできるのかもしれないけれどね。

いま、この瞬間を大切にしたいと思えばやっぱり自分が納得できるレベルまでできるかどうかです。それが80%の仕上がりだったとしても100%の仕上がりだったとしてもです。

最近は一つの職場に凝り固まっていてもダメな時代になっています。会社に依存するのではなく、自分の価値を高めていくにはどうするかっていうのが大切です。だからこそ、自分に向けて仕事をしていくという意識は必要なんだと考えています。

矛盾してる?

会社と自分の両方を見ているって矛盾してると思いませんか?会社と自分の方向が一致しなかったらどうするのか?秀秋は結局どこを向いているんだと言われそうですね。

それはケースバイケース。

会社員としての自分はあくまでメインの位置づけです。だって、今現在を見るとそれに依存せざるを得ないから。郷に入らば郷に従うんです。思考停止と言われようと何だろうと。そこで批判を恐れちゃいけません。そこでルールやくだらない暗黙の了解のようなものを感じ取って、そこからどうしたいかを見出せばいいんです。

やりたいことがあるのであれば、それに基づいて行動すればいいよ。でもさ、やりたいことがないって人もたくさんいるんじゃないかな?そういう人はまずはレールに乗っかってみる、後ろを振り返らずに進んでみる。そして後ろを振り返ると道ができている。その道を踏まえてもいいし、無視してもいいしそこから自分のやりたいことを見つけることだってできるはず。

無個性流の生き方だってある

今まで、受験なりなんなりで真面目に人の言うことを聞いて、会社に入っても真面目に働いてきているわけですよ。それをいきなり思考停止の木偶の棒呼ばわりですからね。

でもそれを悪いとは思っていません。これからどうするかです。

まとめ

なんだかつらつらと愚痴を書いているだけのような気もする。まとまりが無いけれど、このまま上手くまとめられる自信がないので、いったん公開しちゃおー。

もう少し深く掘り下げてみたいところですね。周囲のために仕事しているわけじゃないけれど、周りから嫌われると仕事しにくくなっちゃうからさ。