世の中、危ない人っていますよね。法律を守るとかそういうのではないのですが、この人といると疲れるとか嫌な気持ちになるとか。周囲の人を委縮させ、我が天下だと言わんばかりの人。そういう人とかかわると自分も影響されてしまったり、不必要な疲労を抱えたりしてしまいます。

自分自身は心穏やかに暮らしたいだけと考えていたとしても、相手がどうしても敵対してくるとか悪さをしてくることもあるでしょう。そういった人とは極力かかわらないようにしたいものだ。

そのような人にもある程度傾向があるようなので、事前にそういった傾向のある人がわかると、こちらも身構えることができるはずだ。

誰とでも仲良くすることを諦める

人と仲良くできることに越したことはないが、それができないことも出てくる。いくら歩み寄ったっていいように使われるだけだったり、相容れない状態になったりする。

ウマが合わない人って生きていれば絶対出てくるもの

学校で教えてもらったことは理想に過ぎない?

学校、特に小学校や幼稚園・保育園時代から「みんな仲良く」という教育を施されているはずだ。最初はそう信じていたとしても、少しずつ「この人とは仲良くならない方がいい」という人が必ず出てくる。この「みんな仲良く」という考え方は、「世の中善人だけで、悪人は存在しない」という前提の元でしか成り立たないわけです。

「みんな仲良く」は理想論として自分の中で置いておきつつ、表面上「「みんな仲良く」いいですねぇ」とか言っておけばよい。自分は現実的に対応しましょう。

人間の性格はすぐに変わることはない

現在の性格はどのようにして作られたのか明確に説明できる人は少ないと思います。性格はその人が持って生まれたものも影響するとは思いますが、その人がどのような人生を歩んできたかによって大きく影響を受けるはずだ。

例えば、過去にお金で大きな失敗をした人はお金に対してシビアに考えるようになるし、競争や駆け引きという環境に身を置いていた人は他人を蹴落としても構わないと思っていたりする。また、幼いころから両親に虐待されてきた子供は自分の子供にも虐待をしてしまう傾向にある。というようなことだ。

他人にもそれを強要するということは、自分が過去に嫌な目にあったという経験値がありながらも、自分がそうされて育ったのだから、あなたも同じ目に遭いなさいと意識的にしろ、無意識的にしろ考えてしまうのだろう。

相手の家庭環境や経験によって性格は変わる

相手はその意思に基づいて行動するので自分の働きかけ程度で簡単にコントロールできるものではない。もし、自分に害悪をもたらすような人間関係になりそうであれば、相手を注意深く観察して関係を断つようにした方が賢明だろう。他人に自分の人生を壊される義理はまったくありません。

他人と深く関わらない

自分と合わない人とは関わる必要はないのです。

仕事や近所付き合いで仕方なく顔を合わせないといけないのであれば、最低限の対応(挨拶や事務連絡)のみで必要以上に関わることはない。

お互い大人だからべたべたといつも一緒にいる必要なんでないのです。その点だと小中高の頃の方がハードだったかもね。

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関わらない方がいい人の特徴

考えられる関わらない方がいい人の傾向を考えてみました。全員がこれに合致するとは思っていませんが、経験上この人はよろしくないという人を挙げています。

お金に汚い人

結構抽象的な書き方をしていますが、簡単に言うとお金をすぐにねだる人。

お金にがめついといってもいいかもしれません。浪費癖やギャンブル依存症の人も気を付けた方がいいでしょう。何に使うかいつ返すかも言わないまま、金を貸してくれというような人とは関わらないほうがいい。

自分の金も管理できない人がまともであることはない。

私の職場にもいますが、特に仕事も出来ないし、しようともしない人が上司に奢ってもらうことばかり考えていることだってそう。他人を金づるとして見ている人とは距離を置いた方が賢明です。

奢ってもらったら、上司相手に奢り返す必要はないでしょうけれど、やっぱり仕事(実績など)で返すのが筋でしょう。奢る方もこの人にごちそうしてよかったと思ってもらえるような人でないといけません。

もし、自分が金づるとして見られていると思ったら冷静に距離を置いていくほうがいいでしょう。

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ルールを守らない人

法律や職場のルールを守らない人も関わらない方がいいです。大きなルールを守れない人が小さなルールや約束事を守れるはずがありません。自分と約束をしても簡単に破ってきます。困るのは自分や周囲の人ばかり。

挙句の果てには自分で言ったことすら忘れてしまうわけだ。もし相手が上司だったら、会話の記録を残さなくてはならないくらいだろう。そうじゃなきゃ、自分が辛い目に合う。

この人はマトモかどうかというのは、ルールをどれだけ守ろうとするかで判断できる。ガチガチに守るものとそうじゃないものがあるからややこしいけれど、自分のモノサシで見て考えて、「この人は自分とは合わなさそうだ」と思ったら距離感を考えながら対応しよう。

そうすれば、自分が巻き込まれて不快な思いをすることは避けられるはず。

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ありがとうが言えない人

感謝の気持ちを表すことができない人も警戒してみましょう。それが身近な人だったらなおさらです。他人が自分に尽くして当然という思考回路を持っている人かもしれません。

どういうキャリアを踏んできたかはわかりませんが、周りは自分の補助をするものだと勘違いする人が出てきます。ちょっとしたことにもお礼が言える人なのかどうかで、関わらない方がいい人なのかの判断材料になるでしょう。

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先入観で物事を判断する人

本人を見ることなく先入観で人を判断する人も気を付けた方がいいです。

「君はゆとり教育世代だから…」「まだ若いんだから…」「血液型がB型だから…」「君には学歴が無いから…」というような先入観でしか物事を考えられない人は、考えが浅い人が多い印象。レッテル貼りは現実を見ることができない証拠でもある。

先入観を持った考えが浅い人は自分の先入観が正しいと信じて疑わないから厄介だ。こういった人と議論をしても考えを変えてくれることはほとんどないでしょう。こういった人の話に振り回される必要はありません。

適当に会話しながら、適当に相槌打ちながら話を流していくしかない。成り行きに任せて嵐が過ぎ去るのを待つだけだ。

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自分が不利になると感情に訴える人

交渉や勝負事になり自分が負けそうになると、「友達だろ?」「これ以上俺をいじめて楽しいのか?」「鬼だ悪魔だ」と感情的になり、本質とは異なる部分で大きな批判をする人です。

追い込まれると論点をずらしたり、過去のことを蒸し返したりと話が一向に前に進みません。建設的な議論ができない人とは関わるほど疲れてしまう。

中にはあえて感情に訴えて話を誤魔化してくる人もいるくらいです。自分が不快に感じるくらいなら、関わらない方がいいでしょう。

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他人のせいにする人

何か自分に不都合なことが起きたとき、それが自分の結果だったとしても、○○のせいだ、○○が途中で邪魔をしたと自分に責任が無いように振る舞う人も気を付けた方がいいですね。自分は全く悪くないという気持ちの現れです。

被害者意識が強く、主体性がないことが多いです。自分がやっているという意識が乏しく「やらされている」という感覚で生活しています。

きっと最初はこういう人を見抜くのは難しいかもしれません。他人のせいにすることは、一見すると結果分析だったり、ただの言い訳に聞こえたりしますからね。

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他人の悪口や批判が多い、他人を必要以上に責め立てる人

事あるごとに他人の悪口を言う人も気を付けた方がいいでしょう。残念なことに口を開けば悪口と皮肉という人が少なからずいます。

他人を批判することに一生懸命になっても何も生み出せません。そういう人と付き合っていると自分も他人の批判に終始してしまいます。

そして自分のことも陰で言われていると思います。ですが、そういう人はもうそういう性格ですので諦めて距離を置くようにしましょう。そんな人に気に入られる必要はないのですからね。

どうせ悪口や批判をするなら、笑いに変えるような言い方ができればいいのにね。

まとめ

関わると良くない人の傾向を紹介しました。

ただ、あくまで傾向ですので、上記のような人であってもいい人はいます。その最終的な見極めはなかなか難しいが、冷静に見極めていきたいところ。

上記のような人と繰り返し接点を持っていると、少しずつですが、自分もそのような人間になってしまいます。

関係を断つことはエネルギーが必要ですが、惰性で付き合っていると取り返しのつかないことになりかねません。避けるべき人は徹底的に避けるべきです。

しかし、やり方も丁寧にしないといけないから人間関係ってやっぱり大変。