自己評価が低い人の特徴-自信がない人の傾向

人と関わっていくなかで、どうも自分を過小評価しているような発言が多い人と話をしたことはないでしょうか。本当はそんなことはないのに、中々自分に自信を持っていなかったり、意見が少なかったり、自己評価の低い人には様々な特徴があります。
気持ちが前に向かっていない証拠であり、メンタルが強くない人に当てはまりますが、一体どのような人が、自己評価が低い人なのでしょうか。
今回は、自己評価が低い人の特徴を紹介します。

自分に厳しい

自分に厳しすぎる人は、自己評価が低い人の大きな特徴です。
自分に厳しいということは、現状の自分に満足していないということが真っ先に思い浮かぶことができます。
自分に厳しくして鞭を打つことで、少しでも理想の自分に近づくことができるように自分で努力をしているのです。
これは非常にいいことで、自己評価が低いことで生まれる長所です。しかし、一度冷静に客観的に自分を見つめなおすことはやはり大切です。

できない、無理だと否定的な言葉が多い

自己評価が低い人は、どのような場面でも「無理」という否定的な声が多いです。
なぜなら、自分に当てはめてできるかどうかを考えるときに、できないと思うことが多いため、つい「無理だ」という言葉がでてきてしまうのです。
自己評価が低い人は、このようなやってもいないのに諦めてしまうような発言が多々見受けられます。

褒められることに慣れていない

自己評価が低い人は、あまり人から褒められていないので、それが自己評価に結びついてしまっているのかもしれません。
客観的な意見を聞くことに重点を置いている人は特にそうで、他人から褒められることが少なく、それが自分の評価を下げてしまっているのです。

自分の意見が少ない

自己評価が低い人は、自分の意見が少ない傾向にあります。
なぜなら、自分に対して自信を持てていないので、「自分の中ではいい意見」と思っても、自己評価が低いことから、他人の意見のほうを優先してしまうのです。
従って、自分の意見を伝えることなく話が終わるということも多いです。

他人の嫌なところばかり見える

他人の嫌なところばかりが見えてしまう人も、自己評価が低い人の傾向です。
嫌なところを見るということは間違いなくマイナスな性格で、自分にもそれを当てはめてしまっていて、悪い意味で共感してしまうのです。
嫌なところを見たとしても、それでも「自分のほうが優れている」という結論を出すのもなかなかできず、他人の嫌なところばかり見るというのは本当にいいことがないのですが、どうしてもいやなところが真っ先に目が行ってしまうのです。

自慢が多い

自己評価が低い人は、逆に自慢話だけは多い傾向にあります。
そうすることで、少しでも自分の低い自己評価を隠そうとしているのです。
他人にだけは自分をよく思ってほしいと思っている気持ちから出てくる特徴です。

コンプレックスがある

なにかに対して強いコンプレックスがある人も、自己評価が低い人の可能性があります。
1つでも大きなコンプレックスがあると、それが元でなかなか前に進めなかったり、どのようなこともそのコンプレックスに結び付けて考えてしまって、おのずと自己評価が低くなってしまいます。

終わりに

自己評価が低い人の特徴を説明しました。客観的にみて本当に評価が低い人は謙虚な場合がありますが、「この人、そんなに悪い人じゃないのに」と思っているのに自己評価が低い傾向にある人もいます。そのような人には、自分からその人のいいとこを褒めたり伝えたりして、自信を持たせてあげましょう。評価というのは常に変わるので、一言褒められただけで、少しでも評価がいいほうに変わるかもしれません。