他の人間をよく「悪者扱い」する人はいないでしょうか。自分がちょっと気に入らないことがあれば、その原因となった人を責めたて、被害者のように周りに立ち振る舞う人のことです。物の真偽や自分の行動の矛盾などは一切考慮せず、ただ「自分に都合が悪い」という理由だけで人を悪人に仕立て上げるたちの悪い人間です。
自己中心的で被害妄想が激しいので、ちゃんとした人間なら悪者扱いした側が悪いことを知っていますが、その人の「身内」と呼ばれる人は、どうしても彼らの言葉を信じ込んでしまいます。
今回は、悪者扱いする人の特徴を紹介します。

過去には自分が悪者扱いされた

悪者扱いする人は、過去に自分も理不尽に悪者扱いされてきた可能性があります。
人生は必ずしも「理にかなっている」ほうが正しくなるわけではありません。他人の感情次第で誰もが悪者にも正義にもなりえます。従って、過去に理不尽に悪者扱いされた場合、「本来の正義」を見失い、自分も他人を悪者扱いしようとするのです。

仲間外れにされた経験がある

悪者扱いする人は、過去に仲間外れにされた経験がある可能性があります。
仲間外れにされたことによって、自分が「認められない人間」だと感じ、どんどん自己評価も低くなってしまいます。自分を上手に表現することもできなくなっているかもしれません。
そのような人は、単純に他人を信じられなくなっていて、自分の殻にこもったまま、人のせいにし続ける傾向にあるのです。

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親に認められなかった

両親から認められてこなかった人も、他人を悪者扱いすることがあります。
両親から十分な愛を貰えなかった可能性があり、そのことで心が歪んでしまっているのです。両親から「人のせいにしてはいけない」と学んでこなかった可能性もあります。

両親が厳格

両親が厳格すぎた場合も、人を悪者扱いしてしまう傾向にあります。
両親が厳しいので、自分は色々と我慢を強いられた生活をして生きてきたわけなので、「自由」を手に入れたとき、その反動でわがままに育ってしまうことがあるのです。気に入らないことがあったら、他人を悪者に仕立て上げるくらいはなんとも思わないのです。

社会ルールに逸脱してはいけないと思っている

悪者扱いをする人は、社会ルールに逸脱してはいけないと考えていることが多いです。
社会ルールとは「法律」のことです。法律を守らず他人を貶してしまったら、自分にも飛び火が来ることを知っているからです。

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人によって態度が変わる

人によって態度を変えるような人も、他人を悪者扱いしがちです。
なぜ人によってころころと態度を変えるかというと、人との関わりを「メリットとデメリット」で測っているからです。メリットが叶わなかった場合、相手を悪者扱いして責任を取らせることが多々あります。

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実は小心者

他人を悪者に仕立て上げる人は、実は小心者な可能性が高いです。
なぜ他人を悪者に仕立て上げるかというと、「味方がほしい」からかもしれません。かわいそうな自分を演じることで、周りの人間が味方になることがありますよね。その効果を狙っているのです。

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おわりに

今回は、他人を悪者にする人の特徴を紹介しました。
人のせいにして生きているわけなので、非常に他力本願で自分勝手な性格だと伺うことができます。そのような人とは早めに縁を切ったほうがいいです。自分も悪者にされるかもしれませんよ。