ブラック企業の特徴9つ

現代では「ブラック企業」の問題が大きくなっています。ブラック企業とは、従業員のことを一切考えず残業を強要したり、無理難題を押し付けて会社に拘束するような企業のことです。
日本で特に問題となっている問題で、日本ではそのようなブラック企業に働いたがために自殺者が出たり、過労で死亡したりというケースがあるのです。
今回は、ブラック企業の特徴を紹介します。

残業代が出ない

ブラック企業といえば残業代が出ないことといっても過言ではないくらい、大きく知られているブラック企業の特徴です。
残業とは、定時よりも余分に働いているのだから時間外手当を受け取ることができるのです。しかし、会社がそれを認めず、仕事はしてほしいから残業はさせるが残業代は出さないというケースが多くあるのです。

常に募集がかかっている

常に人員募集をかけているような企業は、ブラック企業である可能性が高いです。
なぜ常に募集をかけるのかというと「本来人がいるはずなのに人がいなくなった」からです。つまり、たくさんの人が辞めているわけです。
なぜ辞めるのかというと「その会社がブラックだから」という理由が一番しっくりきます。

休みがない、有給が取れない

休みが極端に少なく、有給休暇を取る雰囲気でない場合、その会社はブラック企業です。
利益を追い求めるあまり、従業員に過度に働かせる会社で、従業員たちのプライベートを潰していると言ってもいいでしょう。そのような会社にいては、従業員にとってはストレスが溜まるだけで発散できないのです。

都合のいい時だけ社会奉仕という言葉

会社全体が「社会奉仕」「社会貢献」という言葉で人を繋ぎとめる環境があるかもしれません。そのような会社はブラック企業の可能性があります。
意識的にしろ、無意識にしろ「社会奉仕の精神」があるのだからサービス残業くらいしろ！という心理が隠れています。

業務量の分配がおかしい

業務量がおかしい場合、ブラック企業の可能性があります。
多大な仕事を与えることで残業も増えるし、もしかしたら休日出勤の可能性もあるのです。

信用や絆と言いつつ人間関係が悪い

普段から「仕事には信用が大事」といいつつ、社員同士の仲が悪い場合があります。
このような環境も、社員同士がいがみ合うタイプのブラック企業です。
なぜいがみ合うかと言うと「会社に不満がある」からです。

冠婚葬祭で休めない

冠婚葬祭の休みを認めない会社もブラック企業です。
「そんな暇があるなら仕事をしろ」という考えなので、休みを与えないのです。
これも、従業員の「休暇を取る」という権利を奪っています。

時給換算するとかなり薄給

働いている時間を時給に換算するとものすごく安い場合があります。その場合、ブラック企業の可能性があります。
なぜなら「たくさん働いているのに給料が少ない」「残業代が出ない」という可能性に結びつけることができるからです。

離職率が高い

離職率が高い場合、その会社になんらかの不満があって退社する人が多いと考えられます。例えば「休みが少ない」「残業代が出ない」などの、ブラック企業の原因とされる問題かもしれません。
従って、離職率が高い職場はブラックな可能性が高いです。

おわりに

今回はブラック企業の特徴について紹介しました。
ブラック企業で働いた場合、大切な人生を仕事で食いつぶされてしまう可能性があります。
楽しいことがたくさん待っているはずの人生を、仕事だけで終わらせてしまうのは勿体ないです。ブラック企業に勤めた場合、何らかの対策は必須です。