しゃべっていると「何を言っているの?」と言われたり、よく人から聞き返されるという人はいないでしょうか。もしかしたら自分自身の声が人に届いていないのではないでしょうか。
声が小さい場合、自分の気持ちを他の人に伝えるのが困難になります。営業等の仕事に就いている人はさらに不利になります。できるだけ大きな声を出したほうが、様々な場面で有利になることが多いのです。
今回は、声が小さい人の心理と原因について紹介します。

相手に恐怖心がある

しゃべっている相手になんらかの恐怖心がある場合は、その恐怖からどんどん声は小さくなっていきます。これは心理的なものではなく、一度苦手意識を持ってしまった場合、必然的に起こります。
どうしても相手に対して萎縮してしまい、自分の気持ちをはっきりと伝えることができなくなるのです。

自分に自信がない

自分に自信がないという人も、声が小さくなる傾向にあります。
自信のない人の心理状態として「自分が間違っているのでは?」「もし反対されたらどうしよう」といった不安があります。その不安こそが、自分の自信のなさを表わしているのです。
その場合も、意見を伝えたとしても、やはり声は小さくなる傾向にあります。

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過度に緊張してしまう

常に緊張してしまうような人も、声は小さくなります。
緊張している人の心理状態は「失敗したらどうしよう」という不安があるのです。緊張した場合、本来の力を出すことができず、どうしてもその場の雰囲気に萎縮してしまいます。
従って、声が小さくなるのもそうですし、なんとなく態度も弱々しくなってしまうのです。

心配性

極度の心配性だという人も、声が小さくなる傾向にあります。
人と関わっていく上で様々な心配ごとが、その人の頭を支配しているのです。心配してしまうということは、それも「不安」に繋がります。
従って、人よりもたくさん心配をしている人は、その分たくさんの不安を抱えているのです。そうなった場合、どうしても声は小さくなります。

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自分でも何を話しているのかわからない

声が小さい人は、自分でも何を話しているかわからないことがあるのではないでしょうか。
なぜそのような現象が起こるのかというと、「自分でも何を言っているかわからない」という状態になったとき、決まって自分の言葉に自信がなくなってしまうのです。そうなった場合、やはり声は小さくなりますし、頭の中で整理するために言葉を切って考える時間を作ろうとします。

大きな声を出さない環境で育った

自分自身が大きな声を出さない環境で育った人も、声は小さいままです。
例えば、両親が極度に耳がよかったり、そもそもあまり会話をしなかったりという環境です。学校生活でも、例えば部活動に所属していた場合、大きな声を求められることはあります。しかし入っていないと、人間関係を濃くしていかないと、中々声を大きく出すことはできない傾向にあるのです。
毎日の生活で声を大きく出す癖をつけることは、やはり大切なのです。

おわりに

今回は、声が小さい人の特徴や、心理状態を紹介しました。
原因はたくさんあるのですが、やはり自分に対する自信や、相手に対する恐怖などが原因の場合が圧倒的に多いです。そのような人との関わりを克服することで、自然と声も大きくなるケースもあります。
自分にも当てはまる部分があると感じた人は、少しづつ改善していきましょう。