職場に、どうしても言われたことをしない部下や同僚はいないでしょうか。いわゆる「仕事ができない人」です。
仕事ができない人は「そもそも能力がない人」と「やる気がない人」に分けられます。どちらにせよ仕事の進捗度にかかわるので、なんとかやる気を出させるか、能力を向上させたいです。
今回は、仕事ができない人への対処法を紹介します。
スポンサーリンク
やる気が出るように鼓舞する
仕事ができない人がいたら、彼らがやる気を出せるように鼓舞してみましょう。
ただ単純に「頑張れ」だけではやる気は出ません。彼らに対する「メリット」を与える必要があります。
例えば、たまにご飯(ジュースでも可)を奢ってあげたり、仕事が終わった後の休憩時間を長くしたりしてみましょう。
やる気のない部下や同僚をちょっとでもやる気にさせてあげるための方法ですが、仕事の実力がない部下にやってみるのもおすすめです。なぜなら、やる気がある状態でさらにやる気を出してくれるかもしれないからです。
何かあったら連絡するように言う
仕事ができない人に対しては、「何かあったら何でも連絡してくれ!」と、自分を頼るように示唆してみましょう。
この場合は、どちらかというと「自分が上司の場合」に有効な手段です。部下からしたら、はっきりと「頼るべき人間」がいるわけなので、何かあったらその人に甘えることができます。もちろん、甘えてばかりだと本人の力にはなりませんが、こちらがミスを指摘して、注意することは可能です。
長い目で考え、適切な指導ができるようにしておきたいです。
相談しやすいような人間関係を築く
仕事ができない人が、自分たちに「仕事ができない」ことを相談できるような人間関係を形成するのも、おすすめの対処法です。
仕事ができない理由を考えると、「適切な指導」や「上司への信頼」がないことも可能性としてはあります。それは「人間関係」が原因です。
部下がそもそも自分を信頼していないのでしたら、仕事の相談をされることが少なくなります。部下の進捗度を把握することができず、ミスをほったらかしにしてしまうかもしれません。
そうならないように、最初からしっかりとした人間関係の基盤を作っておきたいです。
スポンサーリンク
報告書を細かく書くように言う
仕事ができない部下に対して「報告書を細かく書く」ように指導してみてはいかがでしょうか。
報告書はいわゆる「報連相のまとめ」です。この報告書をしっかりと作成することで、こちらは部下の仕事をちゃんと確認することができ、部下が報告書を作成しているときに「自分のミス」に気づくことができるかもしれません。
「仕事ができない部下」にだけやらせるのではなくて、最初からすべての部下に、「報告書を細かく書く指導」をすると効率がいいです。
誉めてやる
仕事ができない部下を叱らずに、ちょっとしたことでも誉めてみてはいかがでしょうか。
部下(同僚)も人間ですので、誉められたらモチベーションが上がります。本当にちょっとしたことでいいので、誉められる部分を見つけたらちゃんと誉めてあげましょう。
おわりに
今回は、仕事ができない人への対処法を紹介しました。
自分の組織の中に仕事ができない人がいたら、全体に迷惑がかかります。その仕事ができない人間が「部下」なら、自分にも責任が降りてきます。部下の管理を行えるよう、常に心がけてください。