「思いやり」とはどのようなことなのでしょうか。例えば、人の気持ちを考えて行動するようなことです。
電車で席を譲る行為も「思いやり」によって起こることですし、1つしかないケーキを年下の弟や妹に譲る行為も「思いやり」です。
そんな思いやりがない場合は、その人は「冷たい人間」「情のない人間」と思われてしまう可能性があります。
今回は、思いやりのない人の特徴を紹介します。
周りの状況に無関心
思いやりのない人は、周りの状況に無関心な場合があります。
例えば、すぐ近くに困っている人がいたとしても、その人の存在を気づかないような人です。
気づいていて見てみぬふりをする人も決して思いやりがあるとは言えませんが、そもそも気づかない人は「状況から人の気持ちを考える機会がない」わけなので、それこそ論外です。
他人任せ
永遠に他人任せに生きてきた人間は、思いやりがないはずです。
自分の力で生きることで得られるものはたくさんあります。つまり、人生経験が同じ時間生きてきた人と比べて薄いことになるのです。
当然人の気持ちもわからないでしょう。
自分が大好き
常に自分が一番だと考えている人は、思いやりがない人間です。
自分のメリットのためなら多少他の人を傷つけてもいいという考えで、人の痛みなんかは考える要素として捉えていません。
身勝手な人が多く、人を不快にさせることが多いはずです。
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自分の目的や欲望が優先
自分の目的や欲望を第一に考えている人も、思いやりがないです。
なぜなら、その目的や欲望を「どんな手段でも叶える」という考えが、人を傷つける可能性があるからです。
口だけは親切な言葉をかける
口では親切に振る舞うのだけど、実際に行動しないような人はいないでしょうか。例えば、いじめを見て「俺が助けてやる」と言って、実際には何もしない先生等です。このような人も、思いやりがありません。
いわゆる「偽善者」と考えられ、根本的な解決には関わろうとしないのです。
甘えや言い訳を嫌う
自分がする甘えや言い訳はもちろん、他人に対しての言い訳や甘えを受け入れられない人は、「いい意味で厳しい」です。しかし、もしかしたら思いやりがない場合もあります。
自分を基準にしているので、自分ではできることができない人間の気持ちがわからないからです。
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気持ちに余裕がない
常に余裕のない気持ちを持っている人は、思いやりがない可能性があります。
自分のことで精一杯な人間は、まず「自分の苦労」で押しつぶされているので、心の中で他人を思いやる気持ちがどうしても薄くなるのです。
正しいか間違っているかでしか考えない
物事が「正しい」「間違っている」でしか判断できない人も、思いやりがないと言えるでしょう。
確かに正しい行動を求められることは多いですが「間違っていることがその人を救う」ことだってあるのです。
感謝の気持ちが無い
人に対する感謝の気持ちがない人も、思いやりがない証拠です。
感謝の気持ちがあればその相手に対して「恩を返そう」と思うはずですが、そんな気持ちが湧かない場合は、人情などないも同然なのです。
おわりに
今回は、思いやりのない人間の特徴を紹介しました。
基本的に優しくない人なので、そのような人と人間関係を結ぶメリットは、コネでもない限りはないでしょう。
自分の行動を見返して、思いやりのない行動は改善していくことが必要です。