自分が言ったことを中々理解してくれなかったり、言ったとおりに作業をしてくれないような人はいないでしょうか。そのような人は、「話を聞く気がない」というのではなく、そもそも話を理解していない可能性があります。

自分ではちゃんと説明したつもりでも、その人が理解をしていないというのはよくあることなので、説明する場合もしっかりと説明すれば、ある程度は他人の理解力の低さはカバーできます。しかし、面倒だと感じる人もいるのではないでしょうか。
今回は、理解力がない人の特徴を紹介します。

わからないまま放置する

理解力がない人は、「理解する努力をしていない(努力が足りていない)」という場合があります。

例えば、人に聞くのを恥ずかしがって、わからないままどうしても放置してしまうような人が当てはまります。そのような人は、わからないことがあっても聞くことができないため、自分でわかる努力をしていないということになります。

こういう人は、教える立場の人が一言言ってあげないと、中々改善しない傾向にあります。

これにはわかったような気がするけれどよくわかっていない人も含まれます。むしろこっちの方が厄介かも

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人の話を聞かない

人の話をそもそも聞いていない人も、理解力がありません。

理解力とは、人の話を聞いて初めて判断するのです。その「聞く」という行為を放棄しているのなら、理解力が身につかないのも当然のことです。聞く行為も簡単ではありませんが、できないといけないことではあります。

一回ですべてを理解しようとせずに、一番言いたいことは何なのかを押さえるように聞くだけでも、理解度が変わってきます。

しっかりと人の話を聞いて作業等に取り組むことは習慣づけておく必要があります。聞く力がある人は周囲から素直で能力があると思われますし、反対に話を聞いていない人はやる気がないと思われてしまうのです。

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勝手に解釈をする

自分勝手な解釈をして仕事を進める人も、理解力がない人の特徴です。

よくあるパターンが、「自分の都合のいいことだけ理解する」という非常にタチが悪い解釈をする人がいます。

そのような人は、わからないことをわかったと思い込んでいるため、当然人にアドバイスを貰わず、気づいたら取り返しのつかなくなっていることを上司が発見するというパターンが多いのではないでしょうか。

考え方が自分勝手

考え方が自分勝手な人も、理解力がない人の傾向です。

自分勝手な解釈をすることにも関連できますが、理解力がない人はまず「解釈が歪んでいる」可能性はゼロとは言い切れません。

そのような傾向がある人には、しっかりと指導をすることが必要です。何度も同じミスをしてしまう可能性が高いからです。

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読書習慣がない

読書は、理解力や読解力を身に着けるいい習慣です。そのような習慣で、理解力を身に着けるという方法もちゃんとあるのです。

逆に、それを怠っている人は、普段から理解力をつけるような習慣を身に着けていないことに繋がります。従って、理解力は身につかなくなります。

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無気力で無関心

何事にも無気力で、特に仕事に関して無関心な人は、どうしても理解力がなくなるのです。

人間は自分の気に入ったことしか記憶しない傾向にあります。気に入らないことやどうでもいいことは、頭の中からすぐに出て行ってしまうのです。

従って、常に頭の中が空っぽの状態で仕事をしているも同然ですので、当然理解力は他人と差をつけられてしまいます。

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おわりに

今回は、理解力のない人の特徴を紹介しました。

理解力がない人と仕事をすると疲れるはずです。また、プライベートで理解力がない友人と遊ぶときも、状況によっては疲れてしまうことは多々あります。そのような人が身近にいる場合は、しっかりとわかるまで向き合うことが必要です。

特に仕事の場合は、それが会社全体の効率にも関わってきます。しっかりと指導をしてきましょう。