身近に、「この人の話を聞くの嫌だな」と思うような人が、もしかしたらいるのではないでしょうか。
そのような人の話は、いくらためになる話でもなかなか頭の中に入ってこないし、ただ聞き流すだけになってしまいがちです。
では、嫌な話し方をする人の特徴とは一体どのようなものなのか、今回は考えていこうと思います。

早口でまくし立てる

早口で話す人は、総じて話すことが下手で、嫌な話し方を無意識にしています。
早口で話をすることによって、聞き手は、もしかしたら何を言っているかわからないときがあるかもしれません。何を言っているかわからない人の話を聞くことは、正直な話時間の無駄ですし、その人とまた話したい、話しを聞きたいとも思わなくなるのではないでしょうか。

声が大きすぎる

声が大きすぎる人と話すと、人間は不快に思う傾向があります。
なぜかというと、話しを聞くたび耳が痛くなり、話しを聞きづらいからです。
「うるさいなこの人」と思われてしまうのは間違いなくマイナスなイメージにつながるので、声が大きすぎる人はもう少し声の大きさを落として話してみましょう。

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語尾が伸びている

語尾が伸びていたり、語尾がはっきりしていない人も、嫌な話し方をしている人です。
語尾というのは、話しをしめくくるための大事な役割を持っています。
それなのに、語尾を伸ばしてしまっては「話が終わった」という雰囲気にならず、話しの締めくくりができていないことになります。また、語尾をはっきり伝えないと、自信のない印象を与えることにもつながります。

語彙が少ない

語彙が少ないということはどういうことなのかというと「知っている言葉が少ない」という意味です。
例えば、「アレをアレして」と会社の上司から言われたとします。
この文章だけでみたら何を言っているかわからないのではないかと思います。
語彙が少ない人というのは、主語を使わなかったり、こちらの理解することができない文になっていない言葉で話したりするので、嫌な話し方をしているというふうに捉えられてしまいます。

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断定して話してくる

「君って〇〇だよね」といったように、〇〇の部分をいかにも当然といったように話を断定して話す人は、嫌な話し方をしています。
何事にも決めつけられて話を進められるというのはいい気分はしません。その決めつけられた部分があっていたり、褒められていたら特に嫌な思いはしないと思いますが、決めつけられたことが違っていたり、褒められていない内容だった場合、一気に不快に思ってしまいます。

否定的、批判的な発言

相手の意見に対して、否定的、批判的な発言が多い人は嫌な話し方をしている人です。
なぜかというと、意見を受け入れてもらえず否定されてしまったら、否定された側はいい思いをしません。
否定的、批判的な発言が癖になってしまっている人とは、話していて面白いとは到底思うことができないのです。

言葉遣いが悪い

言葉遣いが悪いのは最低限のマナーが悪いこともあって、嫌われる傾向にあります。
口が悪い事が災いして、デリカシーのないことを伝えてしまったり、悪口と思われて不快に思われる事が多々あるからです。
丁寧な言葉遣いというのは、話をする人を不快にしないという観点からも大切なことなのです。

おわりに

人と円滑にコミュニケーションを取るには、話をしている最中に「この人嫌だなぁ」と思われないようにすることが第一前提です。もし、記事を読んで心当たりのある話し方をしていると感じたら、少しづつでもいいので改善に向けて努力をすることが大切になってきます。