お金から自由になる。このサイトの主旨の一つでもあります。

そもそも、お金から自由になるとは、お金の支配から解放されてお金に振り回されることなく、心穏やかに暮らすことです(私の中の解釈です)。

心穏やかに暮らすには、自分の心の問題や人間関係、自分自身との向き合い方に加えてお金というものも大きな要因になります。

お金からの自由とは大きく分けて二つあると考えています。

シンプルライフと経済的自由

お金から自由になることへのイメージってどんなものでしょう?

・配当や利息、不動産収入などの不労所得としての資産を築き、働かなくてもその収入で生活すること
・日々の給料をやりくりして貯金も将来のことも心配せず暮らすこと
・会社員として給料をもらいながら、若干の副収入を得るような生活をする
・働き過ぎずほどほどに暮らすこと
・欲しいものを好きなだけ買うことができること
・お金そのものへの執着がなくなること
などなど。

お金を増やすことや好きなものを不自由なく買うこと、そのほかにも自分の収入の範囲で生活し家族や自分の時間を大切にすることもお金からの自由と考えられますね。これらの考え方を大きく分けると2つの側面が見えてきます。

シンプルライフ

必要以上の生活水準を求めずに、自分の収入に見合った生活を心がけることです。支出を減らし、見栄も張らず、自分の軸をしっかり維持して生活していきます。質素でありながらも心は豊かに穏やかに暮らすことを言います。自分の収入に見合った生活をしますので、あくせく働く必要もなく、月々の支払の恐怖からも解放されます。

自分の生き方の問題

ミニマリストとしての生き方や節約生活の中で不要なものを買わない生活をすることで自然と今の収入でも心穏やかに生活することができます。

若者の車離れに代表されるような、高額なものや見栄を張るために購入するようなものにはお金を使わない(使えない)という価値観の変化もその一つです。

もちろん地方などは車がないと生活ができないので、必要であるならば身の丈に合った車を買っていることが多いです。車が変えなければ原付を買う人もいるでしょう。

身の丈に合った生活をすることで、お金からのプレッシャーが無くなってきます。

経済的自由

お金に働いてもらうことをいいます。具体的には配当収入や権利収入のような自分が働かなくてもお金が入ってくるシステムを作り出すことです。不労所得が自分の生活費を上回るともう働かなくても生活できるようになりますよね。

経済的自由にはお金が必要

お金から自由になるには、お金が必要になります。なんだか元も子もないのですが、何かを得るにはお金が必要なのです。お金は自由な生活を送るための手段ですからね。目的が大きいほど手段の量も多くなくてはいけません。

どのくらいのお金が必要なのか

※注意 計算を楽にするために税金は考慮しません。

例えば
配当や利息などの不労所得で生活したいと考えていた場合年間利回りで考えると

年間利回り3%の場合
資金1億円 → 300万円の収入
資金2億円 → 600万円の収入

年間利回り5%の場合
資金1億円 → 500万円の収入
資金2億円 → 1000万円の収入

となってきます。本当はここに複利計算が入りますのでもっと資産スピードは速くなるかもしれません。

自分はどのくらいの収入があれば生活ができるのかを考えます。そこから逆算していくらの資本があればいいのかを計算します。

まとめ

私の場合は質素に暮らせればいいので年間200万円くらいの収入があれば十分暮らしていけます。子どものことを考えるともう少し欲しいですけどね。必要資金を逆算するとなんだか途方もない金額に見えてきますが、いろいろ工夫をしながら少しでもこの金額に近づいていきたいですね。

身の丈に合った生活をしながらも、お金に働いてもらうように貯金をしていきたいです。