地方在住の私が合格した!税理士試験 独学の勉強時間&戦略(簿記論・財務諸表論・法人税法・酒税法)

地方在住の私が合格した!税理士試験 独学の勉強時間&戦略(簿記論・財務諸表論・法人税法・酒税法)


はじめに

税理士試験は「難関資格」といわれ、特に独学や地方在住の受験生にとってはハードルが高い試験です。
「予備校に通えないけど大丈夫?」「独学で本当に合格できるの?」と不安に思う方も多いのではないでしょうか。

私自身も地方に住み、通学できる専門学校が近くにない環境で勉強を進めました。
孤独や情報不足に悩みながらも、通信教材や自分なりの学習法を工夫することで、最終的に簿記論・財務諸表論・法人税法・酒税法に合格(固定資産税は結果待ち)することができました。

この記事では、地方在住・独学で合格を目指す方に向けて、私の体験をまとめています。


地方で受験するハンデとメリット

都会と違い、地方では予備校が近くになく、情報や教材を手に入れるのも一苦労です。

  • 受験仲間が少なく孤独になりがち
  • 模試や情報収集の機会が限られる
  • 移動や試験会場に不便がある

こうした点は確かにデメリットですが、その反面「自分のペースを守れる」という大きなメリットもあります。私はこの点を前向きにとらえて勉強を続けました。


私が決めた独学スタイル

独学は自己管理がすべて。私は次の3つのルールを決めて実践しました。

  1. 毎日の勉強時間をアプリで記録する
  2. 平日は4時間・休日は6時間を必ず確保する
  3. 寝落ち防止のため、体を動かしながら暗記する

この仕組みを習慣化できたことで、勉強のムラをなくすことができました。


科目ごとの勉強時間と進め方

私が取り組んだ科目と勉強時間は次のとおりです。

  • 簿記論・財務諸表論:約800時間
  • 法人税法:約1300時間
  • 酒税法:約900時間
  • 固定資産税:約1000時間

法人税法はとにかくボリュームが膨大なので、早めの着手が必須です。
また、ミニ税法(酒税法・固定資産税)は1年での合格は叶わず、結果的に2年がかりとなりました。


使った教材と勉強の工夫

私はTACの通信講座をメインに利用しました。疲れているときでも勉強を継続できるよう、次のように工夫しました。

  • 理論暗記は立って音読、または歩きながら実践
  • 座れるときは手書きで暗記、疲れたらタイピングに切り替え
  • TACのカリキュラムを忠実に進め、合格の土台を作る
  • 講義をダウンロードし、通勤時間を有効活用する

限られた時間を最大限に活かすことを常に意識していました。


孤独を逆手にとった勉強法

地方受験は孤独になりがちですが、私はそれを逆にメリットだと考えていました。

  • SNSは時間泥棒 → すべて削除して勉強に集中
  • 受験仲間は不要 → 自分のペースで学習
  • 家族の存在が大きな支えになった

特に税法科目の勉強は精神的にきつく、自分の人生を振り返って自問自答する時間も多かったです。ですが、今振り返ると「自分と向き合う貴重な時間」だったと思います。


通勤時間をフル活用

当時は栃木から東京まで通勤しており、片道2時間、往復4時間を勉強に充てました。

  • 電車内は基本的に勉強時間
  • 朝は始発で東京へ → カフェで90分勉強してから出社
  • 平日だけで実質4時間半の勉強時間を確保

勉強時間を確保できること自体が楽しく、モチベーションにもつながりました。
「合格して退職する」という明確な目標があったことも、集中力を高める大きな要因でした。

結果として5科目をそろえる前に退職することになりましたが、この通勤時間の活用は合格に向けて大きな武器になったと感じています。


まとめ:独学でも地方でも合格はできる

地方在住や独学という条件は不利に思えますが、工夫次第で十分に合格可能です。

  • 習慣化して勉強ペースを守る
  • 通信教材や通勤時間をフル活用する
  • 孤独を味方につけて集中する

最後はやっぱり「気合」も必要ですが、環境に左右されず戦えることを実感しました。

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