一般的に「この親酷いな」と思うような人を見たことはないでしょうか。いわゆる「毒親」というものです。子育てをする上で大切なものを欠如している可能性が高く、円滑に子育てできない人を指します。
外面ではちゃんと子育てできていても、子供たちはなんらかの不安を持っていることが多いです。外面でもわかるような悪環境である場合もあり、周りの人間を心配させることも多々あります。
今回は、毒親の特徴を紹介します。
その時その時で言ってることが違い、一貫しない
その時その時で言ってることが違う親は、毒親の可能性があります。
その場凌ぎで言葉を選んで子供に伝えていると、どうしても言葉に矛盾が出てしまいます。子供は言われた内容がわからず、混乱してしまうでしょう。
おかしいのは子供だと、子供を悪者扱いする
なんでもかんでも子供を悪者にする親も、毒親です。
親からは絶対に謝らない、親だから正しいと、子供の考えを理解しようとせず自分の価値観を押し付ける人に多い傾向です。
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子供を否定する
子供を否定する親も、毒親の可能性が高いです。
例えば、「うちの子はダメな人間だ」「期待することができない」などの暴言にも近い言葉を、一番身近な人間から浴びせられた場合、子供は間違いなく傷つきます。子供は親への信頼をどんどん無くしてしまいます。
ほかの兄弟姉妹と比較する
ほかの兄弟姉妹と比較する親も、毒親の可能性があります。
子供ひとりひとりが「個人」で、性格や勉強の習熟度を合わせて「個性」」であるとわかっていない場合、兄弟や姉妹と比べて、1人の子供を責める傾向があります。
子供を待つことができず、急かす
子供を持つことができず、急かしている人も、毒親になるかもしれません。
いわゆる「子育てに焦っている」わけなので、子育てに対する期待が大きいです。その期待が空回りする可能性があります。
途中経過を認めず、結果だけで判断する
結果だけで判断している親も、毒親です。
なぜなら、「努力した証」を子供に教えないと、努力しない子供に育ってしまうからです。社会に出て通用しなくなります。
「誰のおかげで生活できてるんだ!?」と脅す
子供たちに「誰のおかげで生活できているんだ!?」と脅している親も、毒親です。
子供視点から見ても「何様だ」と思うような意見ですよね。このような親が子供の気持ちを理解できるとは到底思えないのではないでしょうか。
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子供に対してでなくても、いつも愚痴ばかり言っている
いつでも愚痴を言っている親も、毒親の可能性があります。
子供が両親の愚痴を聞いて、「自分も言っていいんだ」と勘違いしてしまうからです。
いつでも怒っていて、子供を褒めたことがない
子供をあまり褒めないような人も、毒親であることが多いです。
子供は褒められて成長する側面もあります。いつも厳しいことばかり言っていては、子供は「生きがい」がなくなってしまいます。
子供が良いことをしても「そんなの当たり前」といい、とにかく褒めない
子供が良いことをしたとしても褒めない親は、間違いなく毒親です。
子供に当たり前を植え付けようとしているのでしょうか、それでは子供までも「ありがとう」を言えない人間になります。
おわりに
今回は、毒親の特徴を紹介しました。
毒親の悪いところは、子供に直接悪影響を与えているからです。将来子供を咎めたとしても、「なんで悪いの?」と言われてしまうかもしれません。そして、その理由を答えられないでしょう。せめて両親として恥じない立ち振る舞いは行うべきです。