なかなか貯金ができない人は積立貯金を検討してみましょう。毎月一定額を普通預金から積立預金口座へ移す設定をすることです。給料日などの収入がある日に積立実行日を設定すれば天引き効果を期待できますよ。

職場に財形貯蓄制度があるのであれば、そちらを活用する方法もあります

私は両方併用していますよ!

積立貯金ってそもそも何?

積立貯金とは毎月指定した日に、指定した金額を普通預金口座から定期預金の口座へ振り替えてくれる銀行のサービスのことです。利息も普通預金よりちょっとだけ優遇してくれます。(※金融機関によって異なる)

例えば、月末にお給料日だとすると、同日や翌日に積立実行日を設定すればその日に口座振替をしてくれるのです。

設定金額も自分で選べますので目標貯金額で設定しましょう。

積立の始め方

何事も最初の手続きが必要になります。しかし、それを完了させてしまえばあとは流れに身を任せているだけで月々の貯金ができるようになります。

銀行に口座を持っているのであれば、窓口に【印鑑・通帳・身分証】を持っていけば開設できます。窓口に行く時間が無いという方でも、郵送対応している銀行もありますので、相談してみましょう。

最近はネット銀行もありますので、すべてネット上でできる金融機関もあります。私が使っている楽天銀行
はスマホアプリ上で積立口座が開設できました。給与振込先にも設定できますので、お金の管理がスマホで簡単にできますよ。

残念ながら私の職場は給与振込口座が楽天銀行未対応だったので、できませんでしたが…

開設時に決めること

月々の積立額

毎月の積立額を決めましょう。手取りの2割くらいがねらい目ですが無理のない範囲で設定しましょうね。

私は財形貯蓄と併用しているので、あまり多く設定していません。手取りの1割ですね。財形と定期積立と確定拠出年金で25%になるようにしています。

ボーナス増額の有無

ボーナス時の設定もできます。夏冬のボーナスでは10万円積み立てるといった具体的な設定方法も可能です。ゼロでももちろん大丈夫。

満期時の扱い

積立口座は預金期間を設定しないといけません。数ヶ月から数十年と好きな期間で設定ができます。一般的に預金期間が長い方が金利が優遇されているはずです。

また解約時にそのお金をどうするかも決めないといけません。その預金を普通預金に戻すのか、利息分を含めてもう一度定期預金に残すのか、元金部分だけ定期預金に戻すのかから選択します。

預金額を全額普通預金へ戻す

【満期自動解約】積み立てた預金と利息を合計した金額が普通預金に入金されます。一般的な満期解約のイメージです。

元金部分だけを定期預金に残す

【元金自動継続】積み立てた預金部分だけで定期預金を継続する方法。利息は普通預金口座に入金されます。

利息も含めて定期預金を継続する

【元利自動継続】積み立てた預金と利息部分を元金として定期預金を継続することです。普通預金には入金されません。

正直なところ、上記の3つでは好きなものを選んでいただいて構わないです。利息も普通預金と定期預金で大きな違いがあるわけではないので、やりやすいものを選びましょう。あえてお勧めするのであれば【元利自動継続】で元金と利息を含めて全額を継続すると複利効果が狙えますので、預金の増えるスピードが上がります。といっても利息が少ないのでないよりはマシっていうくらいですけれどね。

まとめ

積立貯金は自動的に自分のお金を貯金用の口座に移してくれる便利なサービスです。半ば強制的に貯金ができますので、意志が弱いと自覚している人ほど利用した方がいいシステムですよ。

最近はネット銀行だと利息が高めに設定されている金融機関もありますので、お好きな金融機関を選んでいただいてもいいと思います。

半年くらい貯めていくと、口座の残高をみるのが楽しくなってきます。早く来月にならないかなと、日々を生きるモチベーションにもなったりするから不思議なものです。

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