社会人になったとき、「メモを取るようにしましょう」と上司から指導されたのではないでしょうか。この「メモ」の使い方で、今後自分が仕事ができるようになるかどうかが決まります。
例えば、話がすぐに進んでしまう「会議」でメモを取るのは意外と難しいです。自分が100%把握しようとすると話に置いて行かれてしまうし、雑に書いてしまうとあとでわかりません。
今回は、会議中のメモの取り方について紹介します。 

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キレイに書こうとしない

会議中は、メモをキレイに書こうとは考えないでください。
自分の手帳は、所詮「自分だけが見るもの」です。最低限自分が書かれてある内容を把握できれば、それはメモとして機能します。つまり、「別に汚く書いてもいい」ということです。
ただし、あまりにも汚く書くのはよくありません。何かが起こったときにメモを見返してみて、整理されてないぐちゃぐちゃなメモを見て、どう思うでしょうか。中にはメモを見るのを辞めてしまう人もいるのではないですか?

自分がわかる図や記号を使うなどして、あとで清書する

メモを取るとき、手帳に「自分が分かる図や記号を使っておいて、あとで清書する」方法がおすすめです。
会議の場は「聞き漏らしてしまうこと」が一番問題です。そのためメモは早く取っておいたほうがいいのですが、これがなかなか難しいです。
話についていくために、ある程度簡略化したメモの取り方は必須です。記号や図を駆使して、後で自分が手帳を見返してもわかる程度にメモを取りましょう。そして、後から必要事項を書き足せばいいだけです。

ちゃんと話を聞いてから書く(メモすることを目的にしない)

メモを取ることは確かに大切ですが、「メモを取ること」を目的としてはいけません。
メモをちゃんと取っていれば、後でわからないことがあったとしても手帳を確認することでなんとかなります。しかし、仕事の本質は「ちゃんと覚えること」です。メモがなくても覚えられるように、話をちゃんと聞いておくようにしましょう。
基本は話をちゃんと聞いて、それでもわからなくなったときの予備としてメモを取るのがいいです。

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写真を撮るなどの工夫をする

もし、会議中に「写メを撮ってもいい」ような環境でしたら、パワーポイントやホワイトボードを撮影してしまいましょう。
メモを取るよりもお手軽な方法で、あとから写メを見返すことで「これはどうするべきだったかな」と自分で確認することができます。自分でメモを取るよりも楽で、パワーポイントの場合は間違いなく綺麗です。ただし、ホワイトボードは「汚い」可能性はあります。

手帳を大切にし過ぎずに使いこなす

手帳を使うときは、手帳を大切にし過ぎてはいけません。
確かにメモを取ることは大事なので、メモを取る道具である手帳を大切にしたい気持ちはわかります。しかし、あんまり大事にしすぎて手帳を使うべくところで使わなかったり、簡単なことならメモを取らないような癖がついてしまいます。
大切にするのではなく、使いこなしてください。それが手帳にとっても幸せでしょう。 

おわりに

今回は、手帳でメモを取る適切な方法について紹介しました。
会議でメモを取るときは工夫が必要です。メモを正しく取ることができれば、ミスも少なくなり、仕事で迷惑をかけずに済みます。ぜひ、自分なりのメモの取り方を学んでください。