電気ポットの汚れの原因は？掃除の方法

電気ポットって水しか沸かしていないのに、どうして汚れてしまうのでしょう？

電気ポットの中に白い筋が入っていたりするのを見るとゾッとしてしまいます。お湯しか沸かさない電気ポットであっても綺麗に掃除しておいた方がいいですね。

電気ポットの中の白い斑点は、水道水などに含まれている、カリウムなどのミネラル分が結晶化したものです。

ミネラルなので人体に何か悪い影響を及ぼすというわけではないのですが、せっかく沸かしたお湯がちょっと臭いということになってしまうこともあります。

茶色い汚れは水道水の不純物、サビが熱でポットの内側にこびりついたもの。
指で触ってザラザラしているのは、不純物が固まってこびりついているからです。
外側には手垢やホコリの他に油汚れなど様々な汚れがついています。

掃除でよく使うアイテムに重曹やクエン酸がありますよね。電気ポットの掃除でもこれが活躍するのです。

重曹には研磨作用、消臭作用があるので、匂いを消してくれますよ。
クエン酸は水垢や黄ばみ、カス汚れを中和してくれる作用があります。

ますは、満水ラインまで水を入れてクエン酸や重曹を入れましょう。

そのまま、水を沸騰させて２、３時間放置します。汚れが強い時には放置時間を長くとりましょう。

このときノズルからお湯を捨てて、注ぎ口をよくすすいでください。注ぎ口はなかなか見えないですし、忘れがちなので注意しましょう。

スポンジの柔らかい面で磨いて水洗いをしましょう。ポットの内側には加工がされているのでゴシゴシ洗うのはよくありません。

ポットのコーティングが剥げて傷ついた部分に汚れがたまってしまうと、カビが発生する原因になるので、たわしや金たわしの使用は避けたほうがいいです。

薬品なので口に入れるものを洗うときには戸惑ってしまいますが、とっても便利なのは否めませんよね。

お湯を沸騰させたポットの中に一晩入れておくだけですもの。そのあとはよーくすすぎましょう。

重曹とクエン酸で洗えば化学薬品という点では安心なのですが、家事や育児に追われて忙しい方には、こういった商品が便利だと思います。

内側の掃除に目が行きがちですが、外側もしっかりと拭いてあげましょう。思いのほかホコリをかぶっていたりします。

外側だけでなく、蓋やパッキン部分も拭くと衛生的にいいですね。

細かいところや凹凸がある部分の汚れは歯ブラシを使うと綺麗に落ちます。

注ぎ口の部分は綿棒を使ってあげると、洗うことができますよ。

電気ポットって毎日使っているけれど、掃除ってあんまりしないんですよね。我が家も振り返れば半年くらい前が最後に洗った日ですもの。

本当は月に一回とか洗えばいいのでしょうけれど、ずぼらな我が家はせめて２ヶ月に一回は洗うようにします。