株の極意というか、株で儲けるためのルールって「安く買って、高く売る」に尽きるんですよね。
私は基本的に長期ホールドですので、「安く買う」ことさえ注力できればそれである程度はクリアできます。きっと。
買い時に悩むとき
買う時は「安く買う」ことに意識を集中させます。配当優待利回りで5%から7%になっていると買いを検討します。配当が少なくても優待が充実している、もしくは優待は少なくても配当が充実しているのであれば、概ね5~7%に推移しています。
株価下落時に利回りが6%を超えてくると、株価上昇と配当優待利回りが期待できるので、資金に余裕があったら買ってしまいます。
もちろん欲しい優待内容だったらですけれどね。
売り時に悩むとき
今回のテーマの中心ですね。株を買ったらいつかは手放さなくてはいけません。それが翌月なのか数年後なのか、数十年後なのかはわかりませんけれどね。
お金が必要になったとき
これが一番率直な理由ですよね。有価証券であるうちは、支払いに回すことができません。突然お金が必要になったりすると、一度現金に変えなくてはいけませんからね。
投資は余裕資金ですることが前提だったとしても、余裕資金以上のお金が突発的に必要になることもあるでしょう。
もう、仕方ないよね。入用なのだもの。
お金が必要になったときは、変な話たとえ売却損が出たとしても手放すことを検討してしまいます。
お金が必要な時であれば、儲けが多少少なかったとしても売ってしまって問題ないでしょう。この後に値上がりしても「あの時お金が必要だったから」と諦めることができます。
それでもねぇ。悩むんですよ。もっと値段が上がるんじゃないかなとか、あと数週間で配当がもらえるとか、そんな気持ちが頭の中に入ってきますよ。
配当や優待をもらったとしても売却益が出る時
これも悩むときですね。配当優待で年間8000円手に入るの銘柄で、15000円くらいの値上がり益を見込めるというときですね。これで大体2年分くらいの益は手に入っているので、配当や優待をもらわなくても、目的は達成できているのです。
単純計算ですけれど、2年分ということは2年間は買戻しをしなくても損益ベースでは問題ないということですので、2年以内に買戻しができればいいのかなとも考えられます。
2年もあればその株価が下がって買いやすくなっているかもしれない。もっとお金を貯めているかもしれない。環境が変わっているかもしれないといろいろ考えることはできます。
でも、これもまた悩んじゃうんわけですよ。値上がりしているということは、思惑も当然あるでしょうが、業績も期待できるという場合は、ホールドして増配を期待する、優待拡充を期待するということもできるので、持ってた方がいいかなぁと思ってしまいますよね。
まとめ
私は売る時は現金資金が必要な時が多いです。最近は本当に余力資金で株を買うことに意識しているので、多少の乱高下では気持ちにブレは起きません。
でも、株が値上がりしていると売っちゃおうかなぁ、ここで売れば3年分の配当にはなるんだよなとか葛藤が始まります。大体そういう時は売らないんですけどね。年に2回くらいはチャンスが巡ってきたりしますので、その時にまた考えようのスタンスです。
テクニカルな技術は持っていませんので、その場の感覚と気長に待つ意識で投資はしていますよ。