具体的に節約生活を意識し始めたのは大学を卒業してからになります。節約というよりも貯金生活のほうが正しいかも。かれこれ10年近くこのような生活をしていますが、この10年で失敗したことや感じたこと、思ったことが全部書籍にまとまっていました。

もっと早く出版されていれば、10年も遠回りしなくて済んだのにね。

横山光昭著「年収200万円からの貯金生活宣言」

この本は2009年に初版が発売されています。私が試行錯誤をして貯金(というか奨学金返済)していた時期とほとんど一致しているのですわ。まったく気が付かなったです。というか当時本屋さんに行くこともほぼ無し。レンタルビデオ併設書店に行ったときに眺める程度。

この本を手にとって読んだのは本当に最近だ。2ヶ月くらい前です。年収200万円からってフレーズが印象的で買ってみたのです。

今までの経験からこうやって生活すれば貯金ができるとなんとなくわかっていたけれど、改めて文章として読んでみると、なるほどなぁ、やっぱりそうだよねぇといった感想になるわけです。

本の構成

・お金が貯まる理由
・お金が貯まらない理由
・改善方法
の3つに大きく分けられます。

私が特に納得できたのはお金の貯まる理由の点。お金が貯まる理由は突き詰めるととってもシンプルなのだ。

貯金基本原則はとってもシンプル

お金を貯めるには、絶対に揺るがない理論上のゴールデンルール(絶対法則)があります。入ってきたものは多く残す、つまり「稼いだお金は極力使わない」という単純なルールです。何だか味気ないものですね。
しかし、シンプルだけに強烈なヒントも隠されています。

そりゃそうだろと言われるような内容だが、この原理原則をどれだけ理解できているのかは自分でも反省するところがある。お金を貯めることを考える際に、この当たり前と言われるような原則をどこまで真剣に実行できているのか…10年以上貯金生活しているのに、このシンプルなルールに初心に帰るような気持ちになりました。

お金が貯まっていく方法

お金が貯まるにはセオリーがある。もちろん上記のシンプルなルールも考えるべきことが多く含まれているが、こちらの方はより具体的だ。書籍にも記載されているし、会計知識を持っていたりすると既に知っている人もいるだろう。

・収入を増やす
・支出を減らす
・その両方

お金を貯めていくにはこの3つの行動をとることになる。これもまた至極シンプルなルールですね。

収入を増やす

会社員であれば給料を増やすこと。自営業であれば売上や利益を増やすこと。収入を増やすことで入ってくるお金が増えますよね?その分貯金に回すのです。これでお金が貯まっていく。理屈は簡単ですね。

普通の会社員が収入を増やすには

問題は普通の会社員が収入を増やすにはどうすればいいのかということだ。会社員はすぐに給料が上がるということはほぼない。定期昇給していく会社であれば、時期が来れば収入も増えていくかもしれない。

歩合や成績で給料が決まるのであれば、仕事に熱心に打ち込むことで収入が増えるかもしれない。

昇給の見込みがないという方であれば、仕事帰りにアルバイトのような副業をしたりと給料以外の収入の確保をしていくこともできるだろう。最近は兼業可能という会社が目立ってきている。今回は兼業の功罪については書かないけれども、これは流れとしてはいいことだと思います。

いずれにしろ今以上に労働やスキルアップに重点を置かなくてはなりませんね。どういう手段を取るかは人それぞれですが、仕事の時間を増やしてその分収入を得ていくことになります。

支出を減らす

著者が勧めているのがこの支出を減らす方法だ。

会社員の場合は収入が固定的。なかなか思うように給料が上がらない時代だからこそ、節約して支出を減らすことで貯金をしていくのだ。実際に給料を2万円上げることと、2万円節約するのはどちらが簡単かを考えてみるといい。ちょっとの浪費を我慢するだけで捻出できる場合があるので、節約のほうが簡単であることが多いです。

日頃、お金の使い方を意識していますでしょうか?なんでこんなもの買ってしまったのだろうと後悔するような買い物ってありませんか?

私はよくありました。私の場合はお菓子とか食べ物が多かったです。仕事帰りにコンビニでお菓子を買ったりしていました。夏場は毎日アイス買っていました。それも一回で500円以上買って、帰りの電車で全部食べるという生活でした。当時のストレス解消はお菓子を食べることだったんです。今はその生活からは抜け出せていますが、時折無性にお菓子が食べたくなって買ってきてしまうことは今もあるんです。

なんでこんなにもお菓子が食べたくなってしまうのだろう。

要は無駄を削減して節約すること

人によって何が無駄かというと見解がわかれるだろうが、「これやってて意味あるの?」という疑問が出るような支払は「お金を使わない」だけでも節約になる。無くても困らないものはいっそのこと無くしてしまうのです。

元々余分なものだったので我慢も無し。無くても困らないものですからね。「お金を使わない」の最初の足掛かりは無くても困らないものを本当に無くしていくことになります。

その両方

これが理想ですよね。収入もアップして節約もする。両方を極端に上げるのではなく、給料を少しでも上げることができるように無理のない範囲で仕事をして、過度なストレスが溜まらない程度に節約をすると長期間持続できそうですね。

収入の範囲内で節約をして、副業などで収入そのものを上げる。これができるとかなり収支が改善されます。

私は今できる節約はすべて試しての生活なので、もう切り詰めるところがほぼない状態まで来ています。たまに無性にお菓子が食べたくなるけどね。節約することと自分を追い込むことはまた違うから、たまにお菓子をお腹いっぱい食べるのも悪くはないと思う。

節約と並行して副業の方も実践中。これは趣味と言った方が正しいかも。ちなみにこのブログも副業になるのかなぁ。なるんでしょうね。

まとめ

節約とか貯金といっても原理原則は至ってシンプル。シンプルな故に難しいわけです。これを10年くらいかけてなんとなく経験で身に付けてきましたが、全部まとまっていました。

もっと早く読んでおけばと思う反面、こういうお金のことって実際に経験して失敗と反省を繰り返して血肉にしていくものだとも思うから、結果としてはまぁこれはこれでいいかなと思うのです。